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かーちゃんが沢山いた日
かーちゃんの実家は山形なのですが、日本海側なので今回の大地震の被害はそれほど受けなかったようです。
被災地の食料不足などを告げるテレビのニュースを見ながら、かーちゃんがしみじみ言いました。 かーちゃん 「うちは、東北に親戚がいなくて、本当によかったわねぇ」 わたし 「ん?そうですねえ」 相づちは打ってみたものの、何となくしっくりこない感じが残りました。 なぜ主語が「うち」? 確かに東北の親戚の心配をしなくていいのは幸運ですが... その数日後、気分転換に一人で銭湯に行きました。近所に、温泉のある銭湯があって、ゆっくり大きなお風呂につかりたいときに、たまに行くことにしてるのです。 その銭湯は近所のおばちゃん達にも人気で、妙齢のご婦人がたのたまり場的な場所になっています。 聞くともなく、おばちゃん達の会話を聞いていると おば1「ほんとさー、うちは東北に親戚がいなくて良かったわよー」 あっ、かーちゃんと同じこと言ってる。 おば2「ほんとよねー。いたら、いろいろ送ってやんなきゃならないもんね」 おば1「そうよね、米とかカップ麺とかさ」 ここへ来て、私の疑問が氷解しました。そうか、かーちゃんが言ってたのは多分こういう意味だったんだ! それにしても、この国家的危機において、なんという自分目線な問題認識... ある意味、普段からそこの部分はかわってなくて、ブレがなくてすごいとも言えます。 でも、世の中のおばちゃんって、みんな同じような発想をするんですね。 かーちゃんを1人みたら30人いると思え(ちょっと違)、と思ってしまった日だったのでした。 にほんブログ村
by hamazo_ex
| 2011-03-30 08:48
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